市民センターでの「おたまじゃくし」騒動も一段落し、梅雨に入った田んぼでは生き物たちもようやく安心して泳いでいる様に見える今日この頃です。
田んぼといえば、会社が平生から懇意にして頂いている山田重隆さん(65)は毎年6月の田植え時に、自身の水田に古代米を使った巨大な稲絵・稲文字を作っています。
古代米の赤米・黒米を使い分けて植え込み、9月~10月にかけて壮大な稲絵、稲文字が水田一面に広がります。
写真①は、七尾市出身の安土桃山時代を代表する長谷川等伯の「達磨図」。
写真②は、畠山満慶が応永15年(1408)に初代能登守護となってから600年という節目の年を記念しての 「のと畠山六百年」の稲文字がみえます。両方とも昨年の山田さんの作品です。
今年の田植え時期に一度、山田さんに今年は何を描いたんですか?と聞いたところ「わからん」との事でした。野暮な質問を恥じながら、9月~10月の見頃時期まで楽しみに待つことにしよう。
ちなみに、古代米は11月に地元の保育園児も一緒に収穫をするそうです。
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